育ち盛りのお子さんがいてカレーやシチューをたっぷり作りたいんだけど、使い勝手のいい鍋が見つからない。。
カレーを作ると鍋に焦げ付いて困る・・
そんなお悩みを抱えている方に、28cmサイズのストウブ鍋をおススメします。
たっぷり作れる28cmストウブ鍋
我が家で使っているストウブ鍋は最大サイズの28cm。
この28cmストウブ鍋でスパイスカレーを毎週作り続けてもう2年以上になります。
我が家は家族4人ですが、育ちざかりの息子たちがいるので、実際に作る分量は12~15人前ほど(笑)
2日目の分まで作れますし、他にもおでんやシチューなど大量生産のときにとても役立っています。
また、ストウブは耐久性に優れています。お手入れさえすれば長年経ってもきれいな状態を維持できるので、長い目でみればオトクです。なんといっても見た目がお洒落。料理のテンションも上がること間違いありません。
28cmストウブの大きさは?容量は?
直径は上部で外寸29cm、内寸28cm(鍋の厚さが5mm位)。
鍋底の直径は約25cm、鍋の高さは約13cm。
容量は、写真に示す分量だと3.5リットル程度です。(カレー1人前が200ccとしたら、17人前ほどになりますね)
側面に段がついているところまでめいっぱい使うと5.5リットル。
3.5~5リットル程度と認識しておけばよいですね。
ステンレスの大鍋ではなぜダメなの?
容量だけ見ればステンレスの大鍋でもいいように思えますが、焦げつきが最大の問題です。
玉ねぎを炒めるとき、カレーを煮込むときにどうしても焦げつきが発生します。玉ねぎやカレーの量が多いとなおさらです。
ステンレス鍋では、焦げつきを防ぐことは困難です。反面、ストウブなら手入れによって焦げつきを防げます。
ストウブって本当に焦げ付きにくいの?
お手入れさえすれば焦げ付きにくいです。
最初の頃はよく鍋底にカレーが焦げ付いてましたが、ここ数か月不思議と焦げ付かないようになりました。確信はないのですがおそらく手入れがよいのだと思っています。
焦げ付かなくなるお手入れ方法をご紹介します。
ストウブはホーローですから、焦げを金属タワシなどでこするわけにはいきません。木べらでおおまかに焦げを落とし、柔らかなスポンジでひたすらこすり続ける。。その作業が嫌で料理自体を作らなくなる。という悪循環にハマりそうな方はぜひ実行してください。
カレーを作っても焦げ付かなくなるお手入れ方法
といってもすごい裏ワザというワケでもなく、至極かんたんな方法です。
最初の頃はたいして手入れもせず、よく同じ場所にカレーが焦げ付いていました(写真で鍋底の表面が荒れているところ)。
それがこの手入れをするようになって、2~3か月後くらいから焦げ付きにくくなり、鍋の荒れた表面を油がコーティングするようになったからなのかわかりませんが、今では全く焦げ付かなくなっています。
私はカレーを煮込むときは強火で煮込んでます(インド風)。強火のほうが乳化が進むからですが、強火でも全然焦げないです。
今ではあの荒れた鍋肌を露出放置することの方が怖いです。
ただし、絶対に焦げないということはありませんので、煮込む際にはちょいちょいかき回したり、ホーローを傷つけないために金属の道具は使わず木べらを使うなど、普段から気を付けるようにしましょう。
スパイスカレーの大量生産レシピ
当ブログではスパイスカレーのレシピ記事を載せています。各記事では4人前の分量を載せていますが、実際に毎週作っている量は上述したように12~15人前です。
カレーって少量作るのはわりと簡単ですが、大量に美味しく作るのはちょいと難しくてコツがいります。
よく友人に毎週そんな大量に作るってどうやっているの?と聞かれるので、2年の経験で得たコツをご紹介します。
玉ねぎ何個使う?
いつも大3個~4個使っています。
大といっても玉ねぎの大きさはまちまちです。
また、カレーの総量は玉ねぎを炒めた後の状態や好みのとろみ具合で決まります。
なので、大きめの玉ねぎを3,4個使えばよい、くらいに思っておけばよいです。
調理時間は?
約1時間半です。なんといっても玉ねぎ炒めるのに時間がかかります。
玉ねぎ3個分を炒めるのに約30分。
ビール飲みながら気長に炒めます(笑)
材料切りは量が多いので30分。煮る時間は約20分。という感じ。
なお、カレーは煮込んだ後はいったん冷ますと味がよくなります。食べる直前に温めなおすとよいです。
スパイスは何使う?
コリアンダー、クミン、ターメリック、ガラムマサラの4種です。
ホールスパイス(カルダモン、クローブ、クミンなど)があればなおよいですね。
スパイスの量は、玉ねぎ1個につき1種10~15g。玉ねぎ3個使うならスパイス4種で120g~180g。
結構な量です!
具は何を使う?
あまり具を入れすぎるとスパイスの味が鈍ります。
なので、肉のほかは野菜1~2種類くらい。
なすとピーマン(或いは万願寺唐辛子)をよく使います。
なお、なすもピーマンも一度フライパンで焼き目をつけると野菜の味がぐんと引き立ちますよ。
水の分量は?
約2~3リットルですが、カレーに使う水の量ってこれくらい、というのが難しい。
玉ねぎや具の量、好みによって異なるからです。
サラッとしたカレーがお好みの方は水多め。
ドロッとしたカレーがお好みの方は水少なめ。
コツは好みのとろみ加減になるまで、かき混ぜながら水を少しずつ入れることです。
よくあるのが決めた分量を一気にいれて失敗してしまうケース。一気に水を入れてはだめですよ! ケトルなどを使って少しずつ水を入れていくのが作業効率がよくておススメです。
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小麦粉アレルギーの人でも大丈夫
市販のルーは小麦粉を使っている場合が多いです。
一方、スパイスカレーは小麦粉を使いません。
小麦粉アレルギーの人でも食べられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カレーやシチューなどたっぷり作れて、しかも焦げ付きにくい28cmストウブ鍋をご紹介しました。
ストウブは確かにちょっと値段はお高いですが、しっかりお手入れすれば長持ちしますし、長い目でみれば本当にオトクだと思います。お洒落でよい道具を使って料理を楽しみましょう!