こんにちは、Kiyoです。
今回、ご紹介したいのはこちら↓の料理本。表紙が美しいのでついつい買ってしまいます。
この本の冒頭文から引用です。
フランス人がこよなく愛する料理に、軽い煮込みというものがあります。種類は多いものの、その作り方はとてもシンプル。肉や魚焼きつけて取り出し、ワインを煮詰めて煮汁を作り、そこに具材を戻し入れてさっと煮るだけの調理法です。食材にもよりますが、ほとんどの料理が10分ほど煮込めば出来上がります。
『煮込み』というと、じっくりコトコト時間をかけて、というイメージがありますが、10分とか短い時間で煮込みが美味しく作れる、って【旦那の料理】にはピッタリですよね!
今回は、この本に載っているレシピを参考に、鶏肉のレモンクリーム煮をご紹介したいと思います。カンタンなのにしっかりと美味しいですよ!
鶏肉のレモンクリーム煮の作り方
材料(3~4人前)
-
- 鶏もも肉 400g
- ぶなしめじ 1束
- 玉ねぎ 1個
-
- 生クリーム 200cc
- レモン 1個
- 白ワイン 200cc
- 小麦粉 大さじ1
- オリーブオイル 適宜
- 塩、こしょう 適宜
作り方
①鶏もも肉は1枚を4等分くらい大きめにカットして、塩こしょうをよくすりこみます。フライパンにオリーブオイルをひいて、鶏肉を強火で皮面から焼きます。皮がパリパリに焼けたら、ひっくり返して反対側も焼きます。
②フライパンから鶏肉を取り出し、余った油脂をキッチンペーパーでふき取ります。バターかオリーブオイルをひき、玉ねぎ、きのこを入れて2分ほど炒め、小麦粉をさっと振り入れて混ぜます。粉がなじんだら白ワインを入れて、木べらでフライパンの底をこすりながらワインが1/3量になるまで煮込みます。
③生クリームと水を入れます。水の量はお好みですが、少ない方がコクが出ます。とろみが出るまで中火で煮て、塩こしょうして味を整え、①の鶏肉を入れてさらに数分煮込みます。(写真は、鶏肉1kgを使っていて量が多いので、鍋に移し替えています)
④レモン汁を加え手早くまぜて完成です。ご飯にかけて食べます。めっちゃおいしいです!
⑤レモンの皮をすりおろしを入れるとさらに香りがよくなります。果物やチーズをすりおろしには、マイクロプレイン(Mircoplane)社のツールが便利ですよ! 写真にあるのは古いタイプで、今は↓のようなかたちで販売されています。
ポイント
鶏肉を焼いたときに、フライパンにこびりついた旨味を逃がさないことです。木べらでフライパンの底をこするようにして旨味をそいでいきますが、テフロンのフライパンだと不安なので、南部鉄器のフライパンを使うとよいと思います。
あとは白ワインをしっかり煮詰めることでしょうか。白ワインと生クリームってよく合います!なお、クリーム味の白い煮込みは、フランスでは「フリカッセ」と言うそうです。
「フリカッセ」を作って、家族に喜んでもらいましょう(^^)