こんにちは、Kiyoです。
車を所有している人にとって頭が痛いのが、2年に一度やってくる車検。けっこう高いお金を払っている方も多いのでは?
Kiyoは25年前からずっとユーザー車検です。
今年もまた、ユーザー車検にいってきました。
ユーザー車検なら最低限の必要経費で済みます。
家計を節約したい方、ユーザー車検って聞いたことあるけどいくら安くなるの?と興味をお持ちの方は読んでください。
目次
ユーザー車検とは
自家用車は2年に1回(新車時は3年)車検をしないと公道を走ることができませんが、車検自体は誰がやってもかまいません。
といっても多くの方は、ディーラー等にお願いしますよね。
車検を依頼されたディーラーは、認定整備工場にて整備・検査(車検)するか、整備後に運輸支局管轄のいわゆる車検場に持ち込んで、車検を行います。
車検場に持ち込んで検査できるのは、ディーラーや業者だけではありません。使用者(ユーザー)も持ち込み検査が可能です。これをユーザー車検といいます。
自分で持ち込んで車検を通すので安くできるわけです。
ユーザー車検でいくら節約できるのか
今回ユーザー車検でかかった費用は以下の通りです。
予備車検 | 3,300円 |
自賠責保険 | 21,550円 |
自動車重量税 | 34,200円 |
検査料 | 1,800円 |
合計 | 60,850円 |
たったこれだけです!
車によって値段が変わるのは重量税のみです。
ディーラーに車検を頼むと、12~20万円弱程度かかると思いますが、
その差は6万円~12万円。
ディーラーにとって外に出ていく費用は、自賠責保険と重量税の55,750円。あなたが15万円支払うとすると、その差額はディーラーの懐に入ります。
もっともディーラーは整備込みの値段になっているので、単純比較はできませんが、その整備がどうしても必要なのかどうかが、判断が難しいところです。
業者にとって車検は収益源
以前、ディーラーから車検の勧誘の電話がしつこくかかってきたことがあります。
ユーザー車検は安くても労力はそれなりに必要なので、安ければお願いしようと思い、最低でいくらかかるか聞いてみました。たしか12万円ほどだったと思います。
「ユーザー車検なら6万円。多少の整備・手数料こみで8~9万円ならお願いしたいけど、その値段じゃ利益でないですよね?」
と言ったらば、
「その通りですね・・」との回答。
それきり勧誘は来なくなりました。
車検はディーラーにとっては2年に1回ほぼ必ず発生する安定的な収益源。当然それなりの利益率を確保しているわけです。
ユーザー車検を受けるには
ユーザー車検の詳細に関しては、いろんなサイトで紹介されています。
参考サイト:車検と車の手続き案内センターhttps://annai-center.com/
今回せっかくユーザー車検を受けてきましたので、簡単に写真付きでレポートしたいと思います。
事前準備:必要書類を揃える
車検場に行く前にそろえておく書類・アイテムは
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車整備記録
- 印鑑
これだけです。
事前準備:検査場の予約
自動車検査インターネット予約システムにて予約をします。
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do
最寄りの車検場(運輸支局)を選んで検査を受けたい日と時間帯を選んで予約します。
2週間前から予約が可能、キャンセル料はかかりません。
当日:予備車検場で本番前に確認
車検場の近辺に必ずある予備車検場。本番と同じ検査をしてくれるので、合格なら安心して本番に臨めます。
不合格の場合、内容によりますが、その場で修理・調整してくれます。自賠責保険もここで更新します。
予備車検場は民営なので対応はとてもよいです。困ったことがあると親切に教えてくれます。
当日:車検場で本番の検査
コロナ対策されてますね。最近は係員も若い人が多く、事務的にパッパッと処理してくれます。昔のように、古株のオジサン係員に難癖つけられることもなくなりました(笑)
検査に合格すると、晴れて新しい車検証がもらえます!これで完了です。
車検にかかる時間は?
予備検査場に到着したのが、8:30。
車検証をもらえたのが、9:45(車検場の開場は9時)。
1時間強あれば終わります。
あとは自宅と車検場との往復時間。片道1時間程度の距離であれば、半日で済みます。午前中に行くのがおすすめです。
ユーザー車検のメリット・デメリット
メリット
- もちろんお金の節約です。
- 知識と技術が身につく
- 周りの人に自慢できます(笑)
以前、会社のパートのおばさんにユーザー車検を教えてあげたことがあります。
その方は一人で車検を受けに行ったのですが、「思ったより簡単だった!」と周りの人に話しまくっていました(笑)。
新しいことを経験して身につけることは、いつでもメリットですね。
デメリット
- 当たり前ですが自分の労力が必要です。写真のとおり、手間は相応にかかります。
- 車検場は平日対応のみなので、平日勤めの人は仕事を休む必要あり(半日)。
- 車検が合格しなかったとき、知識がないと対応が難しい。
まとめ:ユーザー車検は難しくない
ユーザー車検は難しそうだし、自分には知識がないから無理、と思う方も多いと思います。
しかし車検の検査内容そのものは大した内容ではないので、車の状態がよければ車検は通ります。書類と車さえ持ち込めばいいのですから、ユーザー車検は全く難しくないです。
では車の状態を良好に保つためにはどうするか。
昔と違って最近のクルマは信頼性も上がっているので、最低限のメンテナンス(オイル交換とかディーラーでの点検)さえやっていればよいと思います。
メンテナンスさえやっていれば、高いお金を払ってディーラーに車検を頼む必要はなく、ユーザー車検で安く済ませることができます。
あとできれば、最低限のクルマの知識があるとなおよいです。
例えば↓のような本を見てわからないところはディーラーの担当者に聞くなどするとよいですね。
以上、参考になれば幸いです(^^)。