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【お金が貯まる家計管理②】「年間収支で管理する」そのメリットとは?

投稿日:2020年10月4日

こんにちは、Kiyoです。

前回の記事で、お金を貯めるには家計を月間収支で管理してはならないと述べました。

その理由は以下の3つです。

  • 月々の変動が大きい
  • ボーナス・学費など年間費用を把握しにくい
  • 税金・節税に疎くなる

では家計をどのように管理したらよいか?

年間収支で管理するのです。

家計をなぜ年間収支で管理するとよいのか、そのメリットを説明します。

家計を年間収支で管理する3つのメリット

月々の管理がラク

年間収支管理では、銀行口座の入出金やクレジットカード利用のデータを、月1回分類して集計するだけで、十分です。

なので、レシート見ながら内容をパソコンに日々打ち込む・・そんな煩わしいことをする必要はなくなるため、月々の管理がとてもラクになるのです。

レシートの打ち込みが面倒で家計管理をやめてしまった・・そういう方も多いと思いますが、管理がラクになるため、継続することができます。

 

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家計の費用構造が正確に把握できる

年間収支管理では、まず固定費と変動費を見分けます。

固定費とは意識せずに出ていくお金、変動費は日々消費するお金です。

全ての支出を項目ごとに分類し固定費と変動費に分けることで、家計の費用構造を把握できます。

企業も費用構造を把握するために使ったお金を費目ごとに分け、固定費・変動費を把握し分析しています。企業と同じようにやるのです。

さらに日々消費するお金(変動費)よりも、意識せずに出ていくお金(固定費)の分析に重点をおきます。

 

貯蓄が計画どおりにできる

年間支出の固定費・変動費が把握でき、年間の収入が分かれば、貯蓄に回す分がいくらになるか一目でわかります。

貯蓄 =  収入 - 支出 = 収入 -( 固定費 + 変動費 )

上の式は当たり前ですね。でも、この方程式を頭にインプットすれば、貯蓄は計画どおりできます。

  1. ① まず1年で貯蓄したい金額を決めます。
  2. ② つぎに固定費を減らすことを考えます。
    固定費は意識せずに出ていくお金で、税金、光熱費、スマホ代、保険料、駐車場代、教育費の類のものです。
  3. ③ 年間収入から貯蓄(①)と節約した固定費(②)を引きます。それが日々消費するお金の年間予算です。この年間予算でやりくりすることを日々工夫します。

この方法を試してみると、びっくりするくらい、③の変動費=日々消費するお金の年間予算額が少ないことがわかります。

つまり、この方法をやっていない人=月間収支で家計を管理している人は、日々知らぬうちにお金を使いすぎているのです。だからお金が貯まらないのです。

固定費を減らす工夫をし、年間予算内に変動費を抑える、ということを行えば、必ず計画したお金が貯まります。

年間収支管理のポイント

繰り返しになりますが、ポイントは2つです。

1.固定費を減らす工夫をすること。

節電や風呂の湯を減らす、安いスマホキャリアに乗り換える、保険料を見直す(3万円以上払っている人は見直しましょう)、節税対策の実施などなど。少しでも生活レベルを上げるため必死でやりましょう。

2.決めた年間予算で絶対にやりくりすること。

収入―固定費―貯蓄額で決めた予算は驚くほど少ないです。こんな額では暮らせないと思うかもしれません。

ですが、私たちが生活に必要と思っているお金は、自分で気を付けていない限り、収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。本当に必要な費用と自分自身の欲求とを混同してはいけません。

ファッションや旅行、飲み会・外食やゴルフなどの趣味など、かなりの部分をあきらめることになるかもしれません。お金を貯めたいなら、お金を使うときは、それが本当に使う価値があるものかよく考えることが大切です。

生活レベルが下がって最初はつらいと思いますが、案外慣れることができますよ。

まとめ

この本では、「お金持ちになるには、働いて得たお金のうち10%をまず貯金してから、残りの90%を使いなさい」と言っています。「生活レベルは1割下がるが、たいていの人は慣れることができる」とも言っています。

貯蓄額を決めてから、消費するお金の額を決める。

まさに年間収支管理の方法はバビロンの大富豪の考え方と同じです。

次回は、家計を年間収支で管理する具体的方法についてご紹介します。

 

ご参考になれば幸いです(^^)

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