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【簿記】簿記3級試験まであとわずか。勉強方法などのまとめ

投稿日:2021年2月23日

50歳で簿記3級をとろうと決意したこの記事から4か月が経ち、いよいよ第157回日商簿記3級試験まであと5日となりました。これまでの4か月間実施してきた勉強内容などをまとめてみました。

なお、日商簿記検定は今回が最後のペーパー試験となり、今後はネット試験となります。

 

試験の申込み

第157回試験は21年2月28日実施。

最寄りの商工会議所で受験することができます。

各商工会議所ごとにHPを設けているので、受けたい商工会議所のHPを見てまず受験予約をします。

今回はコロナ渦のため場所により人数制限とか市外の人は受験不可とかいろいろな制限があるようで、私は2つ隣の市の商工会議所をやむなく選択。

1月14日午前9時からネット予約が始まり、平日だったので勤務先からアクセス。決してわかりやすい予約システムとはいえず、またメールアドレスはフリーメール(gmail,yahooなど)禁止なのでちょっと苦労しましたが、なんとか当日に予約できました。簿記検定は人気のためすぐに予約が埋まってしまうらしい。ネット試験も人気です。早めに予約したほうがよいでしょう。

勉強時間と期間

大学受験以来30年ぶりの受験勉強ということで、勉強方法を久しく忘れており試行錯誤しながらやってきました。

 

  • テキスト学習(11月):16日間、約40時間
  • 問題集(12月~1月初旬):24日間、約70時間
  • 過去問12回分(1月初旬~2月下旬):24日間 約50時間

 

よく簿記3級の勉強時間は70~100時間と言われるようですが、私は160時間ほどかかったことになります(;^ω^)

 

後述しますが過去問は1月中旬には1巡して完了してピークを迎えていたので勉強期間は3か月あればよいと思います。2月からは簿記2級の勉強も過去問2巡目とあわせて実施していました。

 

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勉強方法と内容

 

テキスト学習

テキストは文字少なめ、イラスト多めの日商簿記3級光速マスタ―NEOを選びました(詳細はこちらの記事)。

ポイント:

  • とにかくノートにガンガン手で書いていく(手に覚えさせる)
  • 会計用語に慣れるため、例題文もノートに書く。
  • 解説を読んで理解できれば解答をみないで例題を解く。理解できなければ解答を見てから例題をもう1回解く。

こんな感じですすめました。例題文も書くので時間はかかりますが、簿記特有の言語というか言い回しにはこれですんなりと慣れることができたと思います。

 

ノートはA5判がおすすめ

B4とかA4だと構えてしまうというかキレイに書こうという意識が自分の場合芽生えてしまうので、日記や落書き帖のようなイメージで使えるA5判でどんどんページを使っていきました。おすすめです。

 

問題集の活用

問題集はテキストと同じシリーズの光速マスタ―NEO問題集を使用。

基本31問、応用31問から構成されていますが、基本といえど本番テストの8割くらい?の難しさ。応用は問題によっては本番テストより難しい。この問題集をやっつけるのが一番大変でした。

基本問題ポイント:

  • わからないときはテキストを見ながら解く。⇐テキストで理解したつもりなのに全然解けないことがわかる。
  • 問題は必ず2回解く。2回目は復習だが自力で必ず解くこと。⇐特に自分の場合50歳で記憶の定着力が低下しているため、エビングハウスの忘却曲線に従い2~3日前にやった問題を再度実施していた。
  • T勘定とか精算表など面倒がらずノートに手で書く。

 

応用問題ポイント:

  • 間違えやすい問題、ひっかけの問題など本番と同じように出題されるので、間違った部分の“間違いノート”を作る。
  • 応用問題のマスターが合格のカギとなるため、自力で正解するまで何回もやる。そのためにも間違いノートが有用。
  • 解答にかかった時間は記録しておく。
  • 解答の解説部分にはコツやノウハウが書かれているので、解答があっていたとしても隅から隅まで読み込む。
  • 試算表などの解答用紙はコピーかプリントアウト(データはネットからダウンロード)して使う
  • 電卓のブラインドタッチを覚え試算表は30分以内で解けるようにする。

応用問題を完全に満点とれるようになるまで大変時間がかかりました。4回やってようやく正解できた問題もかなりあります(;^ω^)

 

おかげで試算表や決算整理などが理解できるようになった。難しいと言われる決算整理や損益振替などは問題をこなさないとピンとこないのではと思います。

 

また早く問題を解けるようになることも重要ですので初回は気にしなくていいですが2回目、3回目は時間も気にしながら解くようにしましょう。

 

過去問の活用

当然ですが最新版を購入しましょう。テキスト・問題集はメルカリで5年前のものを買ってしまったので少々苦労しました(;^ω^)。144回~156回の全12回分が掲載されています(ちなみに155回はコロナで中止)。

 

過去問ポイント

  • 本番をシミュレーションして行う。つまり2時間確保して、時間をはかりシャープペンや消しゴム、問題用紙、解答用紙を用意して行う。
  • 全問解き終わったら残りの時間で見直しを必ず行う。

 

ちなみに私は初回ですべて合格点以上、100点も3回ほど取りました。またどの回も1時間10分ほどで完了。残りの時間は見直しにあてましたが、間違いがたいてい1、2個は見つかります。見直しで合格か不合格かわかれるかもしれません。見直し作業についても過去問で覚えましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。

合格発表は3月中旬です。合格できているといいな~。また結果や内容についても報告したいと思います。

 

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