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【書籍レビュー】伝わる文章が早く思い通りに書ける87の法則/山口拓郎著

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この本は、以下のような悩みを抱えている方におススメです。

  • 文章が冗長
  • 主語や述語、修飾語の位置に悩み、文章を書くのが遅い
  • 自分の文章ってなんかイマイチ

これらは私の悩みでもあります。ブログで情報発信してはいますが、自分の文章に自信がない・・そんななか、樺沢紫苑著のアウトプット大全でおススメの本として紹介されていたので購入してみました。

 

この本を読んでからは、仕事でレポートや資料を書くときに、この本の法則(ノウハウ)を活用しています。そのおかげで少しスッキリとした文章が書けるようになりました。法則はタイトル通り全部で87個ありますが、そのうちお気に入りの4つを紹介します。

 


伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 (Asuka business & language book)

伝わる文章が速く思い通りに書ける87の法則のうち、4つを紹介

シチュエーション別8つのテンプレート

速く文章を書くためにシチュエーション別に8つのテンプレートが用意されています。

  • A.結論優先型(報告書、ノウハウ系ブログ記事)
  • B.重要度順型(宣伝文、モノ・サービスの特徴説明)
  • C.比較型(報告書、論文用)
  • D.提案型(提案書・プレゼン資料用)
  • E.主張型(コラム・ブログ記事用)
  • F.列挙型(説明書など)
  • G.ストーリー型(エッセイ、ブログ記事)
  • H.紹介型(紹介文、推薦文)

 

なかなかこの8つを使い分けるのも難しいかと思いますが、一番よくありそうな【提案型】をここでは紹介しましょう。

 

 

D.提案型テンプレート

①現状を書く
  ↓
②提案を書く
  ↓
③具体案を書く
  ↓
④効果を書く
  ↓
⑤方法論を書く

 

 

ありきたりかもしれませんがこのように整理されていると、とても使いやすいですよ。

まず①~⑤のそれぞれに対して短い1文でまとめます。

その後肉付けをしていけば立派な提案書ができますし、パワーポイントでの資料作成にも役立ちます。パワポ資料ってどうしても文章を書き加えがちで、最終的にこのスライドでなにが言いたかったのかわからなくなったりしますよね。

 

このテンプレートに沿ってまずは1文で論点をまとめ、その後最小限の肉付けをしていく癖をつければスッキリとして伝わりやすい資料ができると思います。

 

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修飾語・修飾句の使い方

ついついビジネスでは文章が長くなってしまいがち。私が一番重宝しているのはここで紹介する法則です。

長い修飾語は先、短い修飾語は後

修飾語の順番を適正化するだけで、格段にわかりやすい文章に変化します。

 

【ダメ文】

大きい買ったばかりの棚

【修正文】

買ったばかりの大きい棚

 

 

 

修飾語の順番:「節」は先、「句」は後

節とは「1個以上の述語を含む複文」を指し、句とは「述語を含まない文節=文の最小単位」を指します。

 

【ダメ文】

優しい親を大切にする女性がタイプです。

【修正文】

親を大切にする優しい女性がタイプです。

 

 

もうひとつ紹介。

 

【ダメ文】

新品の通気性がいい赤いTシャツ

【修正文】

通気性がいい新品の赤いTシャツ

 

知らず知らずのうちについダメ文のような文章を書いてしまいがち。修正文のほうが確かにわかりやすいですね。修飾語の順番、大事です。

 

修飾語の順番:「大きな状況」は先、「小さな状況」は後

ここまで示した2つの原則に従っても、違和感をぬぐえない文章があります。比較する修飾語の内容に差があるケースです。

 

【ダメ文】

就任間もない常務取締役から、2010年の春に東京支店長に私は指名された。

【修正文】

2010年の春に、就任間もない常務取締役から、私は東京支店長に指名された。

話の核心(指名された)を小さな状況から順番に包むイメージです。そのもっとも外側から順番に書くことによって、読む人に伝わる文章になります。

 

主語と述語はなるべく近づける

主語と述語を正しく対応させることは、文章を書く上での鉄則。主語と述語が正しく対応していない文章は「伝わらない文章」の典型です。

 

【ダメ文】

警察庁は、DNA鑑定の実施件数がこの10年間で87倍と爆発的に増え、容疑者の絞り込みや余罪の確認が進んだことにより、ここ数年、各種事件の捜査で大きな成果を上げている。

【修正文】

ここ数年、警察庁は、各種事件の捜査で大きな成果を上げている。DNA鑑定の実施件数がこの10年間で87倍と爆発的に増え、容疑者の絞り込みや余罪の確認が進んだからだ。

 

主語と述語の距離はできる限り近づけます。いつまでも述語が登場しないと、言葉の関係性がはっきりせず「読みにくい文章」「わかりにくい文章」と思われてしまいます。

 

説得力のある文章には具体的なたとえがあると効果的

「せっかちな」社員に対して「焦ってもいいことはない」と伝えたいときは、こんなたとえ話を活用してはどうでしょう。

 

「めいっぱいアクセルを踏み込めば、目的地に早く到着できるだろう。しかしその分事故を起こす可能性も高くなる。第一、スピードが出すぎていると、道中の風景を楽しむことはできない。今の君に少し似ていると思わないかい?」

 

たとえ話には「記憶に定着しやすい」という特性があります。子どもにウソをついちゃダメでしょ!と怒鳴るよりも『オオカミ少年』の話を聞かせる方がウソ防止の効き目が大きいのと同じです。

「説得力の高さ」と「わかりやすさ」と「記憶への定着率の高さ」―この3点がたとえ話のメリットです。

確かにたとえ話を持ち出すのは効果的。

私が印象に残っているのは、マナブさんがyoutubeで言っていた、「書くことは歯磨きと同じ。歯磨きしないと気持ち悪いですよね?それくらい(書くことを)習慣化すること」のフレーズです。とても効果的なので、職場でも使わせてもらってます(^^)

他にも役立つノウハウが満載

87の法則のうち4つに絞り込むのはかなり強引ではありましたが、すぐ実践できるノウハウを紹介しました。

他にも、

・一文一義を心がける

・読む人に余計な頭を使わせない

・なにより読む人のニーズを把握することが第一歩

などなど、大事な法則・ノウハウが満載です。

ひとつでも多く実践して、早く「伝わる文章が速く思い通りに書ける」ようになりたいものです(^^)

 

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